IT初心者のためのわかりやすいサイト!よく使うIT用語集
今やスマホやパソコンが生活の一部となった現代、IT用語を理解することは必須スキルになっていますよ。
でも「クラウド」や「API」など、難しい言葉が飛び交うと「えっ、それ何?」と焦ることありませんか?
今日は、デジタルライフをもっと快適にする「わかりやすいIT用語」をこのサイトで紹介したいと思います。
日常でよく使うIT用語一覧表
日常生活でも頻繁に目にするIT用語、実はとってもシンプルな意味があるんです。
まず押さえておきたいのが「アプリ」「SNS」「クラウド」「WiFi」などの基本用語。これらは今や生活の一部となっていますよね。
例えば「クラウド」は難しく聞こえますが、簡単に言えば「インターネット上にあるサーバーにデータを保存すること」。GoogleフォトやiCloudを使っている方は、すでにクラウドを活用しているんです。
あ
iOS(アイオーエス) |
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アップル社が開発したiPhoneやiPadのための基本ソフト(OS )です。 |
iCloud(アイクラウド) |
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Appleの製品(iPhoneなど)で撮った写真や書いたメモなどをインターネット上に保存できるサービス。新しい端末に買い替えても大切なデータを引き継げます。 |
IoTデバイスは、インターネットに接続してデータを送受信できる「モノ」全般を指す広い概念です。工場設備、農業用センサー、ウェアラブル機器、交通システムなど、あらゆる分野で使われています。 |
IPv6 |
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インターネット上の機器に割り当てる住所(IPアドレス)の新しい方式です。従来のIPv4は「03.123.456.789」のような形式でしたが、数に限りがあり足りなくなってきました。IPv6は、長い形式で、ほぼ無限に近い数の住所を作れます。また、セキュリティ機能が強化され、通信も速くなる利点があります。 |
IPv6マルチキャリア |
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新しいインターネットの仕組み(IPv6)を使って、複数の会社の回線を同時に利用できるサービス。回線が混んでも安定した速度が期待できます。 |
アプリ(app) |
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スマホやパソコンで使える便利な道具。例えば地図を見たり、音楽を聴いたり、ゲームをしたりするための機能がついています。 |
アカウント |
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インターネットサービスを利用するための個人の登録情報。IDとパスワードで自分だけのページにログインできます。 |
Outlook |
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マイクロソフト社のメールソフト。仕事のメールやスケジュール管理によく使われます。 |
アップデート |
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ソフトウェアを最新版に更新すること。新しい機能が追加されたり、問題が修正されたりします。 |
アルゴリズム(Algorithm) |
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問題解決のための手順や計算方法のこと。料理のレシピのように、一連の処理を順番に行うための設計図です。例えば、Googleの検索結果を並べる順番や、Instagramで表示される投稿の選び方もアルゴリズムで決まっています。 |
IoT(アイオーティー/Internet of Things) |
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モノがインターネットにつながる仕組みです。スマート家電(外出先からエアコンをオン)、活動量計(歩数や睡眠を記録)、スマートスピーカー(声で操作)など、日常の物がネットにつながり便利になります。 |
Ah(アンペアアワー) |
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Ah(アンペアアワー)とは電気の容量を表す単位で、スマホでは一般的に4,000mAh(4Ah)程度のバッテリーを搭載しています。この容量があれば、通話のみなら約20時間、インターネット閲覧で約10〜15時間、動画視聴で約8〜10時間、ゲームで約4〜6時間の使用が可能です。日常的な使用(SNS、メール、少量の動画視聴など)では1日以上持つことが多いでしょう。 |
い
インストール |
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アプリやソフトウェアを機器に導入すること。スマホでアプリを追加するときなどに使います。 |
インクジェットプリンター |
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液体インクを噴射して印刷するプリンター。写真など色鮮やかな印刷に向いています。 |
インターフェース |
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機械やソフトを操作するための画面や仕組み。ボタンや表示など、人が操作する部分です。 |
インチ |
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1インチは約2.54センチメートルです。スマートフォンやタブレットの画面サイズは「インチ」で表され、5.5インチの画面は、対角線の長さが約14センチメートル。たとえば、クレジットカードの長辺が約8.5センチなので、その1.5倍ほどの対角線の長さになります。 |
え
AI(エーアイ/人工知能) |
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人間のような判断や学習ができるコンピュータ技術です。スマホの音声アシスタント、顔認証、チャットボット、自動翻訳など身近なところで活躍しています。データから学習して賢くなるのが特徴で、今後ますます私たちの生活に溶け込んでいくでしょう。 |
AIトラフィック |
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人工知能が使うインターネットのデータ通信量のこと。最近のネット回線では、AIの使用も考慮して設計されています。 |
API(エーピーアイ/Application Programming Interface) |
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ソフトウェア同士が会話するための「共通言語」です。例えば、天気予報アプリは気象情報会社のAPIを使って最新データを取得します。LINEのスタンプ作成や、Googleマップを自分のサイトに組み込むのもAPIのおかげです。 |
SEO(エスイーオー/Search Engine Optimization) |
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ウェブサイトがGoogleなどの検索結果で上位に表示されるための工夫です。役立つ内容を書く、サイトの表示速度を上げる、スマホでも見やすくするなど、検索エンジンに「このサイトは価値がある」と評価してもらうための技術です。 |
SNS(エスエヌセス) |
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友達や知り合いと文章や写真を共有したり、メッセージをやりとりできるインターネット上の場所。LINEやInstagramなどがこれにあたります。 |
SSL/TLS(エスエスエル・ティーエルエス/Secure Sockets Layer/Transport Layer Security) |
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ウェブ通信を暗号化する技術です。URLが「https」で始まるサイトはこの技術を使っており、第三者があなたの情報(パスワードやクレジットカード番号など)を盗み見るのを防ぎます。オンラインショッピングやネットバンキングには必須の守り手です。 |
お
OS(オーエス) |
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パソコンやスマホを動かすための基本ソフトウェア。人間の体で言えば「脳」のような役割で、機械の動作を管理し、他のアプリが動くための土台になります。WindowsやiOS、Androidなどがよく知られています。 |
オンラインストレージサービス |
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インターネット上にファイルを保存できる仕組み。パソコンやスマホの容量を使わずに写真や文書を保存でき、どこからでも見られます。 |
か
Cat6A(カテゴリ6) |
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インターネット接続に使うLANケーブルの種類。高速のデータ通信に対応した性能の良いケーブルです。 |
き
GB(ギガバイト) |
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データ容量の単位。1GBは約1000MBで、写真なら数百枚、動画なら1〜2時間分くらいの容量です。 |
キャッシュ |
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キャッシュとは、よく使うデータを一時的に保存しておく場所です。コンピューターやスマホが必要な情報をすぐに取り出せるようすることで、同じデータを何度も読み込む手間が省け、動作が速くなります。 |
QRコード |
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スマホで読み取れる四角い模様のこと。お店の支払いや、ホームページにアクセスするときなどに使います。スマホのカメラをかざすと情報が読み取れます。 |
く
クッキー(Cookie) |
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ウェブサイトがあなたのパソコンに保存する小さなメモのようなもの。「このユーザーはログイン済み」「このユーザーはこの商品に興味があった」などの情報を記憶します。便利な反面、行動を追跡されるプライバシーの問題もあります。 |
クラウド(Cloud) |
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データやソフトをネット上で管理する仕組みです。自分のパソコンではなく、遠くのサーバーに保存するため、どこからでもアクセスできます。LINEの写真やGoogleドキュメントもクラウドに保存されています。スマホの容量不足も解消できます。 |
Google Drive |
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Googleが提供する、インターネット上に写真や文書を保存できるサービス。パソコンやスマホの容量を使わずに保存でき、どの機器からでも見られます。 |
Googleフォト |
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撮った写真や動画をインターネット上に保存できるGoogleのサービス。スマホの容量を節約でき、写真を探すのも簡単です。 |
Googleドキュメント |
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Googleが提供する無料のオンライン文書作成ツール。複数人での共同編集が便利です。 |
Google Play |
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Androidスマホやタブレット用のアプリを入手できる公式ストア。 |
グループLINE |
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複数の人と同時にメッセージのやり取りができるLINEの機能。家族や友達、仕事仲間などで共通の話題について一度に連絡できます。 |
こ
ネットプリントサービス |
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スマホで撮った写真などをインターネット上に保存して、そのファイルがコンビニのマルチコピー機で印刷できるサービスです。やり方はコチラを参考にしてください。 |
さ
SaaS(サース/Software as a Service) |
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ソフトをインストールせず、ネット経由で使うサービス形態です。Gmailや Googleドキュメント、Zoomなどが典型例。月額課金制が多く、常に最新版が使え、複数の端末から同じ環境で作業できるのが特徴です。 |
サーバー(Server) |
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インターネットの裏方として働くパワフルなコンピュータです。ウェブサイトの表示、メールの送受信、ゲームの対戦相手とのマッチングなど、私たちがネットで行う様々なサービスを支えています。 |
サイバーセキュリティ(Cybersecurity) |
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デジタル空間での安全を守る対策のことです。ウイルス対策ソフト、パスワード管理、怪しいメールを見分けるなど、オンライン生活を守る様々な取り組みが含まれます。デジタル世界の鍵、防犯カメラ、警報装置のような役割を果たします。 |
す
スピードテストアプリ |
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インターネットの速度を測定するアプリ。接続が遅いと感じたときに確認できます。 |
スパム |
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迷惑メールやメッセージのこと。不要な広告や怪しい内容が勝手に送られてくるものです。受け取りたくないのに届く迷惑な連絡のことです。 |
スマートホームデバイス |
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スマートホームデバイスとは、インターネットに接続して遠隔操作や自動制御ができる家電製品や住宅設備のことです。これらはWi-Fiやブルートゥースで接続され、アプリや音声で操作でき、複数のデバイス連携による自動化も可能です。 |
た
WPSボタン |
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Wi-Fi機器についているボタンで、これを押すだけで簡単にWi-Fi接続ができる便利な機能です。パスワードを入力する手間が省けます。 |
タブレット |
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スマホより大きく、ノートPCより小さい携帯型コンピューター。画面をタッチして操作します。 |
て
デバイス |
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パソコン、スマホ、タブレットなどの電子機器の総称です。 |
DNS |
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インターネット上の住所(URLやドメイン名)と実際のサーバーの場所を結びつけるシステム。「www.example.com」といった名前を入力すると、その正確な場所に案内してくれます。 |
と
Dropbox |
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オンラインストレージサービス。ファイルをクラウドに保存して、どのスマホ、パソコン、タブレットからでもアクセスできます。 |
ドメイン(Domain) |
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ウェブサイトの住所にあたる名前です。「yahoo.co.jp」「google.com」などのことで、覚えやすい名前と実際のサーバーの場所(IPアドレス)をつなぐ役割があります。自分のウェブサイトを作る際に取得するのが一般的です。 |
に
2.4GHz |
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Wi-Fiの電波の種類。5GHzより遅いですが、壁を越えて遠くまで届きやすいです。 プロバイダー: インターネットを提供する会社。契約するとインターネットが使えるようになります。 |
ね
ネットワーク |
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複数の機器がつながって情報をやり取りする仕組み。インターネットは世界中のコンピューターがつながった大きなネットワークです。 |
の
ノード |
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何らかの接続や関係の中の「点」や「結節点」を表す言葉です。コンピューターネットワークだけでなく、ローカルな環境でも、各機器は「ノード」と呼ばれます。単純に言えば、何らかのシステムやネットワークの中で情報をやりとりする個々の接続点(機器)のことです。 |
は
バックアップ(Backup) |
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大切なデータの控えを取っておくこと。スマホの写真をクラウドに保存したり、仕事の書類を外付けハードディスクにコピーしたりするのがバックアップです。パソコンの故障やウイルス感染に備える「データの保険」と考えましょう。 |
ひ
ビッグデータ(Big Data) |
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膨大な量のデータのこと。例えば、全国のコンビニの売上データ、SNSの投稿内容、位置情報など様々な情報が含まれます。これらを分析すると、「次に流行る商品」「効果的な広告の出し方」などの予測ができるようになります。 |
ふ
VPN(ブイピーエヌ/Virtual Private Network) |
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安全なインターネット接続を作る技術です。公共Wi-Fiでの情報漏えいを防いだり、自分の現在地を隠したりできます。まるで地下トンネルを通じて目的地に行くようなもので、第三者から通信内容を守るのに役立ちます。 |
ファイアウォール(Firewall) |
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コンピュータへの不正なアクセスを防ぐ関所のようなもの。悪意あるプログラムの侵入や、大切なデータの流出を防ぎます。家に例えると、怪しい人だけを選んで入れない「セキュリティゲート」のような役割を果たします。 |
ファームウェア |
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機械の中に入っている基本的な動作を制御するプログラム。たまに更新して最新の状態にする必要があります。 |
Bluetooth(ブルートゥース) |
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短距離のワイヤレス通信技術。イヤホンやスピーカーなどの接続によく使われます。 |
ブロックチェーン(Blockchain) |
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情報を書き換えられないように保存する技術です。ビットコインなどの仮想通貨の基盤になっています。取引記録が多くのコンピュータに分散して保存されるため、誰かが勝手に記録を変更することができません。デジタル時代の「公正証書」とも言えます。 |
フィッシング詐欺 |
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本物そっくりの偽のメールやウェブサイトを使って、あなたの大切な情報(暗証番号など)を盗み取ろうとする詐欺です。気を付けましょう。 |
ブラウザ |
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インターネットのページを見るための窓のような道具です。Google Chrome、Safari、Firefoxなどがこれにあたります。スマホやパソコンでネットを見るときに使います。 |
4G |
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現在広く使われている携帯電話の通信方式。インターネット接続や動画視聴などができます。 |
5G |
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携帯電話の通信方式。4Gより速くて安定しています。大量の動画もサクサク見られます。 |
5GHz |
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Wi-Fiの電波の種類の一つ。速いけれど壁などに弱く、近い距離での使用に向いています。 |
プラスエリアモード |
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WiMAXなどのモバイルルーターの機能で、通常よりも広いエリアでインターネットが使えるようになりますが、データ量に制限があります。 |
へ
ペアリング |
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スマホとイヤホンなど、ワイヤレスの機器同士を「つなぐ」作業のこと。一度つなげば次からは自動的につながります。その他、など |
ま
Microsoft Office(マイクロソフトオフィス) |
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マイクロソフトが提供するサービス。Word、Excel、PowerPointなどを含む文書作成ソフト群。仕事でよく使われます。 |
む
無線LAN |
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ケーブルを使わずインターネットに接続できる技術。Wi-Fiとも呼ばれます。 |
め
Mbps(メガビーピーエス) |
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インターネット速度の単位。数字が大きいほど速く、1Mbpsは標準的な動画を見るには少し遅い速度です。 |
メッシュWi-Fi |
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複数の小さな機械を家の中に置いて、家全体をムラなくインターネットで覆う仕組み。電波が届きにくい部屋でもネットが使えるようになります。 |
メモリ |
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機器が一時的に情報を記憶する場所。多いほど同時にたくさんのアプリを使えます。 |
も
モデム |
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インターネット回線を家の中で使えるようにする機械。プロバイダーから貸し出されることが多いです。 |
モバイルプリンター |
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持ち運び可能な小型プリンター。バッテリー内蔵で外出先でも印刷できます。 |
モバイルインターネット |
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外出先でもスマホやタブレットでインターネットを使えるサービス。 |
モバイルWi-Fiルーター |
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持ち運べる小型の機械で、周りの機器(スマホやパソコン)をインターネットにつなげられます。外出先でもネットが使えるようになります。 |
れ
レスポンシブデザイン(Responsive Design) |
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スマホでもパソコンでも見やすく表示されるウェブデザインです。画面サイズに合わせて自動的にレイアウトが調整されるため、どんな端末でも快適に閲覧できます。今ではほとんどのウェブサイトが採用している標準的な設計方法です。 |
LINE友達追加 |
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LINEで知り合いと連絡を取れるようにする操作。QRコードを読み取ったり、電話番号で検索したりして友達登録ができます。 |
る
ルーター |
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インターネットに接続するための箱型の機械。家やオフィスのネット環境を作ります。 |
ゆ
UI(ユーアイ/User Interface) |
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人間とデジタル機器をつなぐ接点のことです。スマホの画面上のボタン、メニュー、アイコンなどが該当します。わかりやすく使いやすいUIだと、お年寄りや子どもでも直感的に操作できます。デジタル世界の「ドアノブ」や「スイッチ」のような存在です。 |
UX(ユーエックス/User Experience) |
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製品やサービスを使う際の総合的な体験のこと。例えば、アプリが使いやすいか、ストレスなく目的を達成できるか、気持ちよく使えるかなどを指します。優れたUXは「なんだか使っていて心地いい」と感じる体験をもたらし、ユーザーの満足度を高めます。 |
URL(ユーアールエル) |
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インターネット上の住所のようなもの。「https://www.〇〇.com」のように書かれていて、この住所を入れると特定のウェブサイトに行けます。お店の地図上の住所と同じような役割です。 |
よ
4K動画 |
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とても鮮明な高画質の動画。普通の動画より4倍以上きれいですが、見るには速いインターネット回線が必要です。 |
わ
ワイヤレス |
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コードやケーブルを使わずに情報をやり取りする方法。スマホでイヤホンを使ったり、家のWi-Fiに接続したりするときに使います。 |
Wi-Fi(ワイファイ) |
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コードやケーブルなし(無線)でインターネットにつながる仕組み。家やカフェなどでスマホやパソコンを使ってネットを見るときに使います。 |
Wi-Fi Direct(ワイファイダイレクト) |
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デバイス同士がルーターなしで直接通信できる機能。スマホから直接プリンターに印刷するときなどに使います。 |
Wi-Fi中継器 |
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Wi-Fiの電波が弱い場所に置いて、電波を強くしてくれる機械。奥の部屋でもネットが使えるようになります。 |
WiMAX(ワイマックス) |
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外出先でもインターネットに接続できる無線通信サービス。契約すれば、家の外でもネットが使えます。 |
OneDrive(ワンドライブ) |
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マイクロソフト社が提供する、インターネット上に写真や文書を保存できるサービス。どの機器からでも見られます。 |
ビジネス向けIT用語一覧表
そんな悩みを抱える方も多いはず。
ビジネスシーンで頻出のIT用語としては「DX(デジタルトランスフォーメーション)」「SaaS」「CRM」「BCP」などがあります。
これらは今や多くの企業で当たり前のように使われていますが、初めて聞くと「???」となりますよね。
ビジネスパーソン向けには「ビジネスIT用語辞典」がおすすめです。
業界別の専門用語も網羅されていて、例えば営業職なら「SFA」、マーケティング担当なら「MA」といった具合に、自分の職種に関連するワードを重点的に学べます。
このサイトでも、あ行~わ行に分けて抜粋して記載しています。
「明日の会議で恥をかきたくない!」というときは「IT用語」辞典やアプリを一つ持っていると安心です。このサイトも日々更新されているので、是非、情報をキャッチしてみてください。
あ行
アクセシビリティ(Accessibility) |
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ウェブサイトやアプリをあらゆる人が使えるようにする考え方です。視覚障害のある人が画面読み上げソフトで利用できるか、色覚特性のある人にも情報が伝わるかなどに配慮します。法的要件になっている国や業界も増えており、企業のCSRや顧客層拡大の観点からも重要視されています。 |
アジャイル開発(Agile Development) |
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小さな単位で機能を作り、こまめに改善していく開発手法です。従来の「すべてを事前に決めて進める」方式とは違い、状況に応じて柔軟に修正できるのが強み。顧客の要望変更にも素早く対応でき、早い段階から実際に使えるものが出来上がるので、ビジネスでの導入が増えています。 |
RPA(アールピーエー/Robotic Process Automation) |
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ソフトウェアロボットによる業務の自動化技術です。データ入力やファイル操作など、定型的な作業を人間の代わりに行います。「デジタル労働力」とも呼ばれ、人手不足解消や働き方改革の一環として多くの企業が導入しています。UiPath、Automation Anywhere、Blue Prismなどのツールが代表的です。 |
ROI(アールオーアイ/Return On Investment) |
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投資に対する収益率を示す指標です。ITプロジェクトの評価においても「投資対効果」として重視されます。例えば、新システムの導入コストが1000万円で、年間300万円のコスト削減ができれば、約3.3年で投資回収できるという判断ができます。不確実性の高いプロジェクトほど、ROI試算が重要になります。 |
EDI(イーディーアイ/Electronic Data Interchange) |
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企業間で発注書や請求書などのビジネス文書を電子的に交換する仕組みです。紙や FAXでのやり取りと比べて、転記ミスの削減や業務効率化が図れます。業界ごとに標準フォーマットが定められていることが多く、取引先との連携にも使われています。 |
ERP(イーアールピー/Enterprise Resource Planning) |
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企業の基幹業務(会計、販売、生産、人事など)を統合的に管理するシステムです。部門ごとに別々のシステムを使うのではなく、データを一元管理することで、経営の可視化やリアルタイムな意思決定が可能になります。SAP、Oracle、Microsoft Dynamicsなどが代表的なERPです。 |
SCM(エスシーエム/Supply Chain Management) |
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調達から生産、物流、販売までの一連の流れを最適化する経営手法です。部門や企業の壁を越えて情報を共有し、在庫の適正化やリードタイムの短縮を図ります。近年は「見える化」「リスク分散」「環境負荷低減」などの観点からデジタル技術を活用したSCM改革が進んでいます。 |
SFA(エスエフエー/Sales Force Automation) |
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営業活動を支援するシステムです。顧客情報、商談進捗、活動履歴などを一元管理し、営業プロセスの効率化を図ります。「営業の見える化」につながるため、進捗管理や成功パターンの分析に役立ちます。CRMの一部として提供されることも多く、モバイル対応が進んでいます。 |
か行
クラウドコンピューティング(Cloud Computing) |
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インターネットを通じてITリソースを必要な分だけ利用するサービスです。自社でサーバーを持つ必要がなく、初期投資を抑えられる点が魅力です。AWS、Azure、Google Cloudなどの大手プラットフォームに加え、業種特化型のクラウドサービスも増えています。テレワーク環境の整備にも不可欠な基盤技術です。 |
KPI(ケーピーアイ/Key Performance Indicator) |
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目標達成度を測るための重要指標です。例えば、営業部門なら「受注率」「顧客単価」、Webサイトなら「コンバージョン率」「直帰率」などが設定されます。「測定できないものは改善できない」という考えから、データに基づく経営判断の基盤として重視されています。 |
さ行
CIO(シーアイオー/Chief Information Officer) |
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企業の情報戦略責任者です。IT投資の意思決定やデジタル変革の推進役を担います。近年はテクノロジーが経営戦略の中核になるにつれて、CIOの役割は単なるITシステム管理から、ビジネス価値を創出するための戦略立案へと重点が移っています。 |
CRM(シーアールエム/Customer Relationship Management) |
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顧客関係管理のための仕組みやシステムです。顧客情報を一元管理し、過去の購入履歴や問い合わせ内容などを社内で共有できます。営業活動の効率化や顧客満足度向上につながるため、Salesforceなどのクラウド型CRMを導入する企業が増えています。 |
ゼロトラスト(Zero Trust) |
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「信頼しない、常に検証する」を基本とするセキュリティモデルです。従来の「社内は安全、社外は危険」という境界型防御と異なり、すべてのアクセスを検証します。テレワーク普及により注目され、デバイスやユーザーの認証強化、最小権限の原則適用など、多層的な対策が特徴です。 |
た行
データマイニング(Data Mining) |
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大量のデータから有用な情報やパターンを発見する技術です。例えば、販売データを分析して「この商品を買った人は次にこれを買う傾向がある」といった法則を見つけ出し、マーケティングや商品開発に活かします。AI技術の発展により、より高度な分析が可能になっています。 |
DX(ディーエックス/Digital Transformation) |
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デジタル技術を活用して、ビジネスモデルや組織を変革することです。単なる業務の効率化だけでなく、新しい顧客体験の創出や競争優位性の獲得を目指します。例えば、実店舗とECの連携や、データ分析に基づくパーソナライズド・マーケティングなどが含まれます。 |
テレワーク(Telework) |
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ICT(情報通信技術)を活用した場所や時間にとらわれない柔軟な働き方です。在宅勤務、モバイルワーク、サテライトオフィス勤務などの形態があります。業務効率向上やワークライフバランス改善が期待できる一方、コミュニケーション不足や評価制度の見直しなど、組織的な課題も指摘されています。 |
トレーサビリティ(Traceability) |
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製品の生産・流通経路を追跡できる仕組みです。食品業界では原材料の産地から消費者の手に届くまでの過程を管理し、問題が発生した際に迅速な対応が可能になります。製造業でも部品の調達先や製造ロットの記録により、品質管理や製品リコール時の対応力が向上します。 |
は行
BYOD(ビーワイオーディー/Bring Your Own Device) |
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従業員が個人所有のスマホやパソコンを業務に使う制度です。会社側はデバイス購入コストを削減でき、従業員は使い慣れた機器で作業できるメリットがあります。一方で、情報セキュリティ対策や私用と業務の切り分けなど、運用ルールの整備が重要になります。 |
BCP(ビーシーピー/Business Continuity Plan) |
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災害やシステム障害などの緊急事態が発生しても、重要な業務を継続するための計画です。データのバックアップ方法、代替オフィスの確保、リモートワーク体制の整備などが含まれます。コロナ禍以降、多くの企業で見直しが進んでいます。 |
フィンテック(Fintech) |
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金融(Finance)と技術(Technology)を組み合わせた革新的なサービスを指します。スマホ決済、クラウド会計、オンライン融資など、テクノロジーを活用して金融サービスをより便利で低コストに提供します。企業の経理業務や資金調達の選択肢を広げています。 |
ま行
MaaS(マース/Mobility as a Service) |
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複数の交通手段をひとつのサービスとして統合する概念です。スマホ一つで電車やバス、タクシー、シェアサイクルなどを検索・予約・決済できるようにすることで、シームレスな移動体験を提供します。ビジネスパーソンの出張管理や、企業の交通費精算の効率化にも貢献します。 |
マイナンバー(My Number) |
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日本の社会保障・税番号制度における個人識別番号です。企業は従業員や取引先の個人番号を適切に収集・管理する義務があります。源泉徴収票や支払調書などの法定調書作成に必要で、厳格な安全管理措置が求められます。電子申請の普及により、事務効率化の側面も持っています。 |
わ行
ワークフロー(Workflow) |
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業務の流れを電子化したシステムです。稟議書や経費精算などの申請・承認プロセスをペーパーレス化し、処理状況の可視化や承認スピードの向上を実現します。テレワーク環境でも円滑に業務が進められるため、導入企業が増加しています。 |
や行
UI(ユーアイ/User Interface) |
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ユーザーとシステムの接点となる部分です。画面のデザインやボタンの配置、操作の流れなどが含まれます。ビジネスシステムでは、直感的で使いやすいUIが社員の生産性向上や教育コスト削減につながります。スマートフォン対応や高齢者にも使いやすい設計が重視されています。 |
UX(ユーエックス/User Experience) |
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ユーザーがシステムやサービスを利用する際の体験全体を指します。使いやすさだけでなく、効率性や満足度なども含む概念です。ビジネスツールにおいても「使いたくなる」体験設計が重要視され、従業員満足度や顧客サービスの質に影響します。 |
サイトとHPは違うのか?わかりやすいIT用語基礎
「サイト」と「ホームページ」って同じ意味だと思っていませんか?
実は微妙に違うんです。「ホームページ」は本来、Webサイトの入り口となるトップページのことを指します。
一方「Webサイト」はページ全体の集合体を意味します。
でも日本では「ホームページ」をWebサイト全体の意味で使うことも多いので、混同しても大きな問題はないでしょう。
こういった基本的な用語の違いを理解すると、デジタルの世界がぐっと身近に感じられます。
デジタル時代を生き抜くためのIT用語の基礎
デジタル社会を生き抜くためには、最低限の基礎知識が必要です。
例えば「ブラウザ」「URL」「ドメイン」「サーバーセキュリティ」などは、ネット利用者なら必ず知っておきたい用語です。
日常生活のあらゆる場面でデジタル技術が使われるようになった今、最低限の知識がないと不便を感じるだけでなく、トラブルに巻き込まれるリスクも高まります。
基礎知識を身につけることで得られるメリットは数多くあります。
例えば、新しいサービスやアプリを使う際の抵抗感が減り、デジタルツールを最大限に活用できるようになります。
また、インターネット上の様々な情報を正しく理解し、判断する力も養われます。
特に重要なのがセキュリティに関する知識です。
基本的な対策方法を知っているだけで、フィッシング詐欺やウイルス感染などの危険から身を守ることができます。
デジタル社会の「交通ルール」を知ることで、安全に便利さを享受できるのです。
と不安に思うかもしれません。確かにテクノロジーの進化は速いですが、基本的な概念は変わりません。
IT用語は常に進化し続けていますが、基本的な概念は大きく変わりません。
一度基礎を固めれば、新しい用語や技術が登場しても、その本質を理解しやすくなります。
専門家でなくても、日常生活に必要な範囲の知識を身につけることは十分可能です。
数多くあるわかりやすいIT用語サイトや辞書・アプリを活用して、少しずつ知識を増やしていくことをおすすめします。
難しく考えず、使う場面をイメージしながら学ぶことで、自然とデジタルリテラシーが身についていくでしょう。
テックカルチャーを体現するかっこいいIT用語辞典・アプリ
最近は若者を中心に「テックカルチャー」が広がっています。IT用語を理解することは、このカルチャーの一部になることでもあるんです。
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価格:1980円 |
「TechTerm」というアプリでは、最新のIT用語がクールなデザインで紹介されています。
スワイプするだけでどんどん新しい用語を学べるので、通勤・通学中の時間も有効活用できます。
また、「沼る」「詰む」「草」などは、「ギーク」と言って、エンジニアが普段使っているスラングや略語も面白いです。IT業界の人々とコミュニケーションを取りたい方にもおすすめです。
若い世代はこういったクールなアプローチのサイトや本などのコンテンツで学ぶことで、自然とIT用語が身についていきます。楽しみながら学べるのが一番ですよね。
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Team Geek Googleのギークたちはいかにしてチームを作るの [ ブライアン・W.フィッツパトリック ] 価格:2420円 |
IT用語がわかりやすいサイトコンテンツまとめ
ここまでさまざまなIT用語について、このサイトで紹介してきましたが、いかがでしたか?
IT用語を理解することは、単に知識を増やすだけでなく、デジタル時代を自信を持って歩むための武器になります。わからないことがあれば、今回紹介したようなサイトで気軽に調べる習慣をつけていきましょう。
「IT用語 わかりやすい サイト」で検索して訪れてくださったあなたの目的が、この記事で少しでも達成できたなら嬉しいです。
これからも定期的に最新のIT用語サイト情報を更新していきますので、ブックマークしておいてくださいね。
デジタルの波に飲み込まれるのではなく、それを楽しむ余裕を持つ—それがIT用語を学ぶ本当の目的だと思います。一緒にIT用語マスターへの道を歩んでいきましょう。
皆さんのデジタルライフがもっと豊かになりますように。
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