
そんな方に向けた内容です。
私は10年以上のエンジニア・WEBデザイン製作経験を持つデジタルクリエイターです。
今回は、初心者でも作りやすいホームページ作成ツール「ペライチ」を使って実際にホームページを作成してみました。
この記事では、実際の制作体験を通じて得られた生の情報をお伝えします。
単なる機能説明ではなく、エンジニア目線で見た技術的な評価や、実際に作ったサイトの事例を詳しく紹介していきますね。
実際にペライチで作ったホームページサイト例
実際にペライチを使ってホームページ・LP(ランディングページ)を作成してみると、想像以上にクオリティの高いサイトが短時間で完成することができます。
ペライチのLPテンプレート事例-ホームページサイト例を自分で作るには?
実際にペライチで「町の唐揚げ屋さん」という設定でLP作ってみました。
こちらが実際に作ったLPです。
※LPに使用した画像は、Adobe Fire Flyで作成しました。後述しますが、ペライチには、Adobe Expressという画像生成AI機能デザイン編集機能が連動されています。








制作時間はわずか5分。 HTMLやCSSの知識がなくても、プロ並みのデザインが実現できました。
特に印象的だったのが、テンプレートの完成度の高さです。 他のサイトと比較しても、デザインクオリティは遜色ありませんでした。
私が使用したのは、「飲食店・レストラン」カテゴリの「テイクアウト」というテンプレートです。
「飲食店・レストラン」にチェックを入れると、このようにそれに適したテンプレートがピックアップします。

この他にもペライチには現在200種類以上のテンプレートが用意されていますのでチェックしてみてください。 [ペライチ公式サイト調べ 2024年12月時点]
公式サイト 【ペライチ】
ペライチを使ったホームページの作り方とログインなど使い方を解説
こちらも実際にペライチで制作したホームページです。今度は、「ゼロから始めるHP作成講座」という設定で作ってみました。




選んだのは、「IT・通信」カテゴリの「サービス紹介(シンプル)」というテンプレートです。
それでは、このホームページをペライチで作るまでのプロセスを、画面キャプチャと共に解説していきます。
Step1:アカウント作成
ペライチ公式サイトから「今すぐはじめる」または「新規登録」をクリック。
メールアドレスとパスワードを入力するだけで、30秒でアカウント作成完了です。

Step2:初回ログインとテンプレート選択
ログイン後、業種や目的にチェックして検索すると、あなたに最適なテンプレートが優先表示されるようになります。
プレビュー機能で、実際の表示を確認してから決定できるので安心です。
今回は、IT・通信を選択してみますが、ここは、あなたの作りたいホームページのテンプレートを選んでください。

Step3:タイトル名の入力
テンプレートを選択すると、ページタイトル入力画面になります。
そのサイトのタイトルを入力します。

Step4:サイトの編集
あとは、すごく簡単です。
ペライチは視覚的に分かりやすいUI設計になっており、背景変更のアイコンやテキスト入力枠などが直感的に配置されているため、該当するアイコンをクリックしていくだけで望む編集を簡単に行うことができます。
ためしに、表題部分を変更してみましょう。

文章は、ペライチ内のAIアシスタントを使って作ることもできます。
次のように、AIアシスタントに「HPの作り方」と入力して文章を生成してみました。

本当に簡単に出来上がります。
背景もAIを使って生成することができます。
私の場合は、Abode Fire Flyを使って画像を生成するかPhotoshopを使ってイメージ画像を作りっていますが、このペライチでも、次のように「Adobe Expressで開く」でそのままデザイン作業へ移行できるので便利です。

このように、テキストを入力して画像を生成することができます。

関連記事:AI画像生成無料サイト比較
サイト例から学ぶ制作のポイント-ペライチで作ったホームページ分析
実際にペライチでホームページを制作してみた結果、以下のような成果が得られました。
ペライチのホームページで無料でできること
ペライチの無料プランでも、思っている以上に多くのことができます。
基本的なホームページ作成機能
- 1ページまでのサイト作成
- テンプレート利用
- スマホ対応(レスポンシブデザイン)
- 基本的なSEO設定「ページ名(title)、ページの説明文(description)」
など…
制限
- 10,000PVまでの制限(それ以上はサイト非公開)
- 独自ドメインが使用できない
- ペライチの広告が表示される
など…
詳しくは、公式ページをご覧ください。
無料プランの制限として、独自ドメインが使用できない点と、ペライチの広告が表示される点があります。 しかし、まずは試してみたいという方には十分すぎる機能が揃っています。
無料プランから有料プランへの移行タイミング
私の経験上、以下の状況になったら有料プランを検討することをおすすめします。
- 月間訪問者数が1000人を超えた時
- 独自ドメインでブランディングを強化したい時
- 複数ページのサイトが必要になった時
- フォーム送信が月10件を超える時
これらの数字は、ペライチで作成したサイトでも十分にビジネス効果が期待できることを示しています。
デザイン面での評価
プロのデザイナーが作成したテンプレートを使用することで、視覚的な完成度が高く保たれました。
特に、色の組み合わせやフォントの選択が洗練されており、信頼感のある印象を与えることができています。
機能面での評価
必要最低限の機能が過不足なく搭載されており、サイト運営に支障はありませんでした。
特に、フォーム機能の使いやすさは、他のホームページ作成サービスと比較しても優秀だと感じました。
悪質という検索結果がありますが、ペライチで作ったホームページサイトの欠点は例えば何ですか?
正直な評価をお伝えするために、ペライチで制作したサイトの問題点も詳しく検証しました。
調べた結果
「悪質」という内容について調べてみた結果、ペライチ自体が悪質なサービスというわけではありませんでした。
簡単にLPを作成できることから、一部の悪質な業者がこのツールを悪用しているということがあるようです。
実際に作って運用してみた結果
実際にペライチを運用してみて、悪質と感じる人がいるとするならば、それは無料プランでの制限のことが言いたいのではないのかと思います。
例えば、無料で作成できるけど、無料の範囲では、累計10,000PV(1万ページビュー)に達すると非公開になってしまうといった制限がある部分ではないでしょうか。
でも、これは、ペライチも企業ですので、みんなが全て無料で使っていては、利益になりません。
そのため、無料の範囲で制限されるのは、当然のことだと思います。
独自性の確保
テンプレートベースのため、他のサイトと似通ったデザインになるリスクがあります。
特に、付属の画像をそのまま使うだけだと、他の企業と被ることもありますので、やはり、そこはオリジナルの画像を使う必要があると思います。
まとめ:ペライチで作ったホームページの総合評価
10年以上のWEB開発経験を持つ私が、ペライチで実際にサイトを制作した体験から言えることは、たしかに、「初心者でもプロレベルのデザインが作れる」ということです。
HTMLやCSSの知識なしでも、200種類以上のテンプレートから選ぶだけで、想像以上にクオリティの高いホームページが完成しました。
特に、AIアシスタント機能やAdobe Express連携により、文章作成から画像生成まで一気通貫で制作できる点は革新的です。
エンジニア目線で評価すると、ペライチは「初心者でも簡単にホームページ制作」を実現したツールです。
まずは無料プランで、この使いやすさと完成度の高さを実際に体験してみてください。