こんにちは!今日は、私がアメリカ人の友人から直接教わった、効果的な英会話学習の方法をシェアしていきます。
彼が気づいた本当に効果的な言語学習法とは?
早速見ていきましょう!
きみに英会話を教えようとアメリカ人が言った英語の秘訣とは
ある日、カフェでばったり出会ったアメリカ人の留学生マイクがそう声をかけてきました。
と、私に尋ねました。
と私は答えました。
すると、マイクはにっこりと笑って言いました。
そして、マイクは私の心を見透かしたように続けました。
そんなことないと反論しようと思いました。
しかし、下手な英語を話すことへの恥ずかしさから、実際のコミュニケーションには消極的になっているのは完全に否定できないので反論はやめた記憶があります。
マイクが言っていた中で印象に残っている一つが『エラーベースラーニング』という考え方でした。
脳は間違いを通じて最も効率的に学習するのだそうです。
そのため、完璧を求めすぎて会話を避けることは、この学習メカニズムを阻害してしまうということでした。
では、どうすれば良いのでしょうか。
マイクは、以下の3つの要素に注目するよう教えてくれました。
要素 | 効果・説明 |
---|---|
インタラクション | 双方向のコミュニケーションは、記憶の定着率を約40%向上させる |
韻律的要素 | 感情を込めた抑揚は、右脳の言語理解領域を活性化させる効果がある |
エラーベースラーニング | 間違いを繰り返しながら学ぶこと |
つまり、①実際に話してみること、②感情と覚えたいことを、くっ付けること、③繰り返しが重要ということです。
例えば、実際に英語で話してみたり、簡単な文法の習得においても、絵やストーリーで感情を添えて覚えたりすることが効果的だということでした。
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英会話が全く話せない人におすすめの始め方
まず、英会話が全く話せない人は、完璧を求めずに簡単な文法から始めましょう。
その上で、日常的なストーリーを想像してみましょう。
たとえば、
というような具体的な場面を思い浮かべます。
このとき、登場人物は友達や芸能人、映画の主人公など、自分がイメージしやすい人物を選ぶとよいでしょう。
そして、想像したシーンで実際に使えそうな簡単なフレーズを洗い出していきます。
なぜなら、このように具体的な状況と結びつけることで、フレーズや表現が感情とともに記憶に残りやすくなるからです。
このように、まず場面をイメージしてから必要な表現を学ぶことで、より実践的で役立つ英会話力を身につけることができます。
いつまで経っても英語が上達せず話せない
いつまで経っても英語が上達せず話せないと感じている場合、次のことが考えられます。
●英語を使ってない
●使ってる場面を想像できていない
●上達しているけど、上達が感じ取れていない
英語学習者の現実を俯瞰してみる
英語学習者が、自分の英語学習を俯瞰して見た場合の例を挙げて見ます。
時間帯 | 学習行動 |
---|---|
朝 | 電車でスマホの英語アプリを開く。単語を5分眺めるが、実際の会話でどう使うかは考えていない。 |
昼休み | 洋楽を聴く。心地よい音楽として流れているだけで、歌詞の意味を自分の生活に結びつけることはしていない。 |
夜 | 海外ドラマを字幕で30分。ストーリーを楽しむことに集中し、使われている表現を自分が使うイメージは持っていない。 |
本当の「英語を使う」とは
想像してみましょう。
- 朝、同僚に”How was your weekend?”と聞かれたとき、自分の休日について何を話すだろう?
- お気に入りのコーヒーショップでの注文を、英語でどう伝えるだろう?
- 今日あった面白い出来事を、英語で誰かに話すならどんな表現を使うだろう?
現状の問題点
- 受動的な接触
- ただ聞き流すだけの英語音声
- 机上の文法学習
- 実生活との接点がない単語暗記
- イメージの欠如
- 「私が」この表現を使う場面が想像できていない
- 自分の感情や考えを英語で表現するトレーニングをしていない
- 日常生活でよく使う日本語フレーズの英語版を持っていない
より効果的なアプローチ
例えば、こんな風に考えてみましょう:
今日の出来事:「電車が遅延して焦った」
→ これを英語で表現するなら?
好きな食べ物について
- 「お寿司が好きです」の代わりに
このように、自分の実際の経験や感情を英語で表現することを意識的に練習することで、英語は教材の中の言語から、自分の言葉へと変化していきます。
自己チェックポイント
- 今日学んだ英語表現は、自分のどんな場面で使えそうか考えましたか?
- 日常生活の中で「これ英語で何て言うんだろう?」と考えることはありますか?
- 英語を聞いているとき、その表現を自分が使うイメージを持っていますか?
このように自分の学習を見つめ直すことで、より効果的な英語習得への道筋が見えてきます。
いつまで経っても英語が上達せず話せないと思う場合は、一度、いや何度でも、自分の英語学習を俯瞰して見てみましょう。
ただ、自分では、いつまで経っても英語が上達せず話せないと思っていても、意外に上達していることに気づいてないこともあります。
目標が高ければ高いほど、到達に時間がかかるので上達を感じれないこともあります。
諦めては意味がないので、目標を段階ごとに分けてモチベーションを保つことも重要です。
きみに英会話を教えようとアメリカ人が言った英語の秘訣を実践しよう
最後に、アメリカ人講師から学んだ最も大切な秘訣をお伝えします。それは、「完璧を目指さない」こと。
英語は完璧な文法よりも、伝えようとする気持ちが大切なんです。
今日から、この秘訣を意識して、楽しみながら英会話を始めてみましょう。