生活を広げる言語学習

英会話を上達させるにはどうしたらいいの？

独学でも英会話は上達するの？

そんな疑問を持っている方へ、この記事では、独学で効率よく英会話が上達するにはどうしたらよいのか勉強方法をご紹介します。

私自身も英会話に苦労した一人。いざ英語で話そうとすると頭が真っ白に…。そんな経験、ありますよね？

でも、いくつかのシンプルな方法で驚くほど上達することができました。

特別な才能がなくても、正しい方法で継続すれば、誰でも英会話を上達させることができるんです。

今日は「英会話上達するには」どうすればいいのか、独学でも効果的な方法を解説します。忙しい日常の中でも続けられるシンプルな学習法で、あなたも英会話をマスターしましょう！

英会話上達するには：最短で話せるようになるためののコツ

英会話が上達するには、ただ文法や単語を覚えるだけではなく、実際に「使える」英語を身につけるたコツを知っておきましょう。

英会話が上達しない初心者がぶつかる3つの壁と突破法

英会話学習を始めたものの、なかなか上達しないと感じる方は多いですよね。実は、初心者が必ずぶつかる「壁」があります。

教科書的な英語知識はあるのに、実際の会話では言葉が出てこない…。これは「知識」と「運用能力」のギャップです。

基本的な単語力と文法知識をベースにしつつ、「I’m thinking of ~（〜を考えているところです）」「That sounds like ~（〜のように聞こえます）」などの使用頻度の高いフレーズ（チャンク）も並行して学びましょう。

言語学習では、このチャンク（意味のあるフレーズのまとまり）を活用することで、知識と実践力の両方を身につけることができ、応用力のある英会話力が育ちます。

日本語→英語→日本語…と頭の中で変換作業が発生し、会話のスピードについていけない状態です。

“英語の勉強を始めたいけど、なかなか続かない…教科書だと硬くて挫折しちゃう…”

そんな悩みを抱えている方に、とっておきのおすすめ英語勉強法をご紹介します。

それが「英語絵本」を使った学習法です！

確信を持ってお伝えできるのが、ストーリー性がある絵本の持つ力は、「学習の継続性と記憶の定着」です。

ストーリーが展開していくワクワク感、キャラクターへの愛着、そして次はどうなるんだろう？

という期待感が、自然と学習意欲を高めてくれます。

実際に、多くの読者から「毎日読みたくなる」「気づいたら英語学習が習慣になっていた」という声があります。

また、ストーリーと結びついた英語表現は、単なる暗記よりもはるかに記憶に定着しやすいことがわかっています。

感情や情景と一緒に学ぶことで、自然と長期記憶として定着するんです。

そんな英語絵本の特徴を活かして、楽しく、そして確実に英語力を伸ばしていける方法をこれからご紹介していきます。

大人におすすめ！英語絵本を読むメリットとは？

絵本って子供向けじゃないの？

と、思うかもしれません。でも、大人だからこそ英語絵本から得られるものがたくさんあるんです。

英語絵本で始める効果的な多読のはじめ方

多読の基本は「楽しく、たくさん読むこと」。

最初は簡単な絵本から始めて、徐々にレベルアップしていくのがおすすめです。

私のおすすめは、まず「エリック・カール」の作品から始めること。

英語絵本による多読の効果は、科学の観点からも注目されています。

英語学習において、絵本を活用した多読は、視覚的な助けと共に自然な英語表現に触れることができる効果的な方法です。

認知科学研究によると、絵と文章を同時に処理することで、脳の視覚野と言語野が同時に活性化され、より強い記憶の定着が確認されています。

この点で、英語絵本による多読は、単なる読書以上の学習効果が期待できます。

多読の基本は「やさしい本をたくさん読む」ことです。

エリック・カールなどの簡単な絵本から始めることで、読書の楽しさを感じながら自然に英語力を伸ばすことができます。

多読の核となる効果は「言語の自然な習得」です。

英語絵本を通じた多読では、頻繁に英語表現に触れることで、自然に言語パターンを身につけていきます。

この学習プロセスは、私たちが母語を習得する過程と類似しており、より自然な形での英語力向上を実現します。

絵本多読の特徴は、イラストによる視覚的サポートにあります。

このサポートにより、知らない単語や表現に遭遇しても、文脈から意味を推測できるため、学習時のストレスが大幅に軽減されます。

さらに、音声付き教材を活用することで、読解力、リスニング力、発音力を同時に向上させることができます。

中学生で習う「わかる」英語文法は英語絵本がおすすめ

「比較級」や「現在進行形」など、中学生で習う英語の文法が自然な形で出てくるのが英語絵本の特徴です。

例えば、エリック・カールの『Brown Bear, Brown Bear, What Do You See?』では、疑問文と答えのパターンが繰り返し出てきて、質問文の基本構造が自然と身につきます。

『絵本で覚える英文法: ケーシーと大きな扉の世界』では、ストーリーに沿って、中学生で習う英語の文法のほとんどをインプットすることができます。

音声付き英語絵本で「聞く×読む」を楽しもう

音声付きの英語絵本なら、ネイティブの発音やイントネーションが学べます。

電子書籍や音声CDが付属している絵本を選ぶと、通勤時間や家事の合間にも学習できます。

読書と音声学習の相乗効果で、英語の感覚が自然と身についていきます。

まずは音声を聞きながら文字を追い、耳と目で英語を感じてみましょう。

慣れてきたら、音声の後に続いて読む「シャドーイング」にも挑戦できます。

また、音声付き英語絵本は気分に合わせて学習スタイルを変えられる点も魅力です。

電車の中では音声だけを聞き、家ではゆっくり音読練習をするなど、状況に応じて柔軟に学習方法を選べます。

“Oxford Reading Tree“：レベル別に豊富な作品がある

パズルの庭園：英語脳ドリル

このように、音声付き英語絵本は「聞く」「読む」の両方を楽しみながら、自然な英語力を育てることができる優れた教材といえます。

毎日の生活の中で、無理なく継続できる学習習慣を作っていきましょう。

英語絵本のおすすめ活用法～大人の学習者向け～

お気に入りのシーンを写真に撮る 心に響いたページを写真に撮っておき、待ち時間にチェック。

スマートフォンの待ち受け画面にすれば、自然と目に入る機会も増えます。

絵本を通じた表現力アップ

このように、大人だからこそできる深い学びを英語絵本で実践していきましょう。

単なる読書に留まらず、創造的な活用法を見つけることで、より効果的な学習が可能になります。

まとめ　大人の英語学習に絵本がおすすめな理由

英語絵本は、大人の英語学習者にとって最適な教材の一つです。

楽しみながら学べる上に、基礎からしっかり身につけられるので、長続きする学習方法として私は強くおすすめします。

まずは自分の興味のある分野や好きな作家の絵本から始めてみませんか？

きっと、新しい英語学習の楽しみ方が見つかるはずです。

この記事はPRを含みます。

オンライン英会話を1年続けても話せない人へ「対策」

英語脳を作ろう。『クリティカルピリオド』という言語習得に関係する時期がある。

アメリカ人が言った英語の秘訣

具体的な状況と英語表現を結びつけることで、感情と英語が付くので記憶に残りやすくなる。

今回は、英語のリスニングで感じるイライラについて、解決策とともにお話ししていきたいと思います。

英語が聞き取れないストレスの原因と解決策

日本人は英語のヒアリング（聞き取り）が苦手な理由は何ですか？

日本語と英語では、音声の特徴が大きく異なります。主な違いは以下の2点です。

このような違いにより、日本人には英語が「速い」「つながって聞こえる」と感じてしまいます。

しかし、これは誰もが経験する学習プロセスの一部です。

音声の特徴を理解し、リンキングのパターンを学び、実践的なリスニング練習を重ねることで、必ず上達できます。

例えば、”hands on”は、ハンドとオンの組み合わせですが、「ハンズォン」のように「ズォ」とリンクされて聞こえます。

リスニングできなくて泣く

多くの人が英語のリスニングに悔しい思いを感じています。

原因は、聴覚処理の認知負荷が高すぎること、音素識別の習熟不足、リンキング・音の同化による単語境界の不明確です。

リスニングできなくてストレス、泣きたいという場合は、次のような対策をとってみてください。

効果的な対策として、音声再生速度をスローにしてみるという手段です。

YouTube動画を0.8倍速からはじめてみましょう。

できれば、短いリンキングから始めるのが良いですね。

たとえば、単語２つの関係で１セットで覚えるという感じです。

長い文章で覚えるよりも覚えやすいです。

例は、下記項目「英語はどれくらいで聞き取れるようになる？」のリンキングパターンをご覧ください。

また、リスニングできなくて泣くくらい落ち込んでいるなら、自分の好きな英語の歌を聴くところから始めてみても良いと思います。

焦らず、楽しみながら、少しずつ上達を目指しましょう。

毎日の小さな進歩が、やがて大きな成果につながります。

英語はどれくらいで聞き取れるようになる？

英語が、どれくらいの期間で聞き取れるようになるかは、今現在、理解できている単語量や英語力にもよってかわります。

聞き取れないけど、文章を見れば理解できるというレベルであれば、聞き取りの問題だけなので、リンキングの練習を積み重ねれば、すぐに聞き取れるようになると思います。

主なリンキングパターンは以下の6種類です。

これらの基本パターンの組み合わせで、約200種類の一般的なリンキングが生じます。

ただし、実際の会話では方言や個人の話し方で更に変化することがあります。

会話が聞き取れなかったことを英語でどう言う？

英語が聞き取れなくて困ったときは、以下のフレーズを使ってみましょう。

これらは、ネイティブスピーカーもよく使う自然な表現です。

英語が聞き取れないストレスを乗り越えるために

最後に、大切なことをお伝えします。

英語の上達に近道はありませんが、確実な方法はあります。

日々の小さな積み重ねと、自分に合った学習方法を見つけることで、必ず英語が聞き取れるようになっていきます。

焦らず、自分のペースで進んでいきましょう。

関連記事：オンライン英会話レッスンを受講しているけど話せないときの対策

関連記事：独学での英語勉強法

関連記事：ネイティブからの英語習得アドバイス

こんにちは！今日は、私がアメリカ人の友人から直接教わった、効果的な英会話学習の方法をシェアしていきます。

彼が気づいた本当に効果的な言語学習法とは？

早速見ていきましょう！

きみに英会話を教えようとアメリカ人が言った英語の秘訣とは

ある日、カフェでばったり出会ったアメリカ人の留学生マイクがそう声をかけてきました。

と、私に尋ねました。

と私は答えました。

すると、マイクはにっこりと笑って言いました。

そして、マイクは私の心を見透かしたように続けました。

そんなことないと反論しようと思いました。

しかし、下手な英語を話すことへの恥ずかしさから、実際のコミュニケーションには消極的になっているのは完全に否定できないので反論はやめた記憶があります。

マイクが言っていた中で印象に残っている一つが『エラーベースラーニング』という考え方でした。

脳は間違いを通じて最も効率的に学習するのだそうです。

そのため、完璧を求めすぎて会話を避けることは、この学習メカニズムを阻害してしまうということでした。

では、どうすれば良いのでしょうか。

マイクは、以下の3つの要素に注目するよう教えてくれました。

つまり、①実際に話してみること、②感情と覚えたいことを、くっ付けること、③繰り返しが重要ということです。　

例えば、実際に英語で話してみたり、簡単な文法の習得においても、絵やストーリーで感情を添えて覚えたりすることが効果的だということでした。

関連記事:　一から英語を勉強したい独学での始め方

英会話が全く話せない人におすすめの始め方

まず、英会話が全く話せない人は、完璧を求めずに簡単な文法から始めましょう。

その上で、日常的なストーリーを想像してみましょう。

たとえば、

というような具体的な場面を思い浮かべます。

このとき、登場人物は友達や芸能人、映画の主人公など、自分がイメージしやすい人物を選ぶとよいでしょう。

そして、想像したシーンで実際に使えそうな簡単なフレーズを洗い出していきます。

なぜなら、このように具体的な状況と結びつけることで、フレーズや表現が感情とともに記憶に残りやすくなるからです。

このように、まず場面をイメージしてから必要な表現を学ぶことで、より実践的で役立つ英会話力を身につけることができます。

いつまで経っても英語が上達せず話せない

いつまで経っても英語が上達せず話せないと感じている場合、次のことが考えられます。

●英語を使ってない

●使ってる場面を想像できていない

●上達しているけど、上達が感じ取れていない

英語学習者の現実を俯瞰してみる

英語学習者が、自分の英語学習を俯瞰して見た場合の例を挙げて見ます。

本当の「英語を使う」とは

想像してみましょう。

• 朝、同僚に”How was your weekend?”と聞かれたとき、自分の休日について何を話すだろう？
• お気に入りのコーヒーショップでの注文を、英語でどう伝えるだろう？
• 今日あった面白い出来事を、英語で誰かに話すならどんな表現を使うだろう？

現状の問題点

1. 受動的な接触

• ただ聞き流すだけの英語音声
• 机上の文法学習
• 実生活との接点がない単語暗記

1. イメージの欠如

• 「私が」この表現を使う場面が想像できていない
• 自分の感情や考えを英語で表現するトレーニングをしていない
• 日常生活でよく使う日本語フレーズの英語版を持っていない

より効果的なアプローチ

例えば、こんな風に考えてみましょう：

今日の出来事：「電車が遅延して焦った」
→ これを英語で表現するなら？

好きな食べ物について

• 「お寿司が好きです」の代わりに

このように、自分の実際の経験や感情を英語で表現することを意識的に練習することで、英語は教材の中の言語から、自分の言葉へと変化していきます。

自己チェックポイント

1. 今日学んだ英語表現は、自分のどんな場面で使えそうか考えましたか？
2. 日常生活の中で「これ英語で何て言うんだろう？」と考えることはありますか？
3. 英語を聞いているとき、その表現を自分が使うイメージを持っていますか？

このように自分の学習を見つめ直すことで、より効果的な英語習得への道筋が見えてきます。

いつまで経っても英語が上達せず話せないと思う場合は、一度、いや何度でも、自分の英語学習を俯瞰して見てみましょう。

ただ、自分では、いつまで経っても英語が上達せず話せないと思っていても、意外に上達していることに気づいてないこともあります。

目標が高ければ高いほど、到達に時間がかかるので上達を感じれないこともあります。

諦めては意味がないので、目標を段階ごとに分けてモチベーションを保つことも重要です。

きみに英会話を教えようとアメリカ人が言った英語の秘訣を実践しよう

最後に、アメリカ人講師から学んだ最も大切な秘訣をお伝えします。それは、「完璧を目指さない」こと。

英語は完璧な文法よりも、伝えようとする気持ちが大切なんです。

今日から、この秘訣を意識して、楽しみながら英会話を始めてみましょう。

関連記事：オンライン英会話を1年続けても話せないばあいの「対策」

関連記事：英語が聞き取れなくて悔しいときはリンキングパターンをトレーニング